ディアリオ・オラトリオⅡ

とあるみにゃがわの徒然オタク日記。最近はParadox LiveにスケキヨDIVEしている哀れな引退騎空士。

Cult of the Lamb (2022/Steam)

Steamで話題になっていた教祖誕生ゲー。

ストーリー

世界に神々が大勢いた時代は過ぎ去り、今や残されたのは5柱の神々だけ(みたい)。

待ち受けし者、邪神と今や呼ばれるナリンデルと、それを封印した4人、シャムラ(女)、カラマール(男)、ヘケト(女)、レーシィ(男)。

5柱の複雑な関係がストーリーを進めていくうえで垣間見ることができますが、教祖となった子羊ちゃんはそんなの関係ねえ!と言わんばかりに全員ぶっ飛ばしていきます。

ゲームシステム

自らが(邪教の)教祖になり、信徒を増やして異教徒を撃ち滅ぼす、育成要素アリのローグライクアクションゲーム。

要するに、邪悪などうぶつの森

アクションの難易度は低め、だけど、教団の教条の選択肢次第ではプレイが面倒になることも。ノリと雰囲気で選んでいたら詰みましたSync-Beat教。

この教団運営に必要なパラメーターは、信仰度、満腹度、衛生度

信仰度が低くなれば信者は離脱しますし、満腹度が低ければ空腹で倒れますし、食事後の排泄や質の悪い食事を取れば嘔吐や病気になります。これを管理しつつ、教団を大きくしていくことで、次のステージの扉が開いていくのですが、選択する教条次第では第4要素で年齢、もあったりします。

そう、死後の世界の教条で1戦に出かけてる間に高齢者が死亡し、信仰度が下がり、かといって高齢者になった信者を間引くのも間に合わない状況。ところが教条は途中で変更不可能。いったん決定してしまうと覆すこともできません。リアルの宗教だとときどき教義の内容変わることもあるかと思いますが、このゲームでは変えたくなったらやり直ししかありません。残念!

ストレスが溜まって数か月以上放置してしまったので、おススメ教条を下記に記します。むしろ選ばない方がいい教条はコレ!というのを押さえておくといいかもしれません。早めに取っておくのがいいのは、死後の世界の教条と、食生活かなと思います。とにかく高齢者、死者が出る度に信仰度が下がり続けると教団のメンテナンスだけで時間が取られるハメになりますので注意。

【死後の世界の教条】

①特性「来世信奉者」
(死者発生時の信仰度減少が20から5)
②どっちでもいい
③特性「年上は敬うべし」
④特性「母なる大地へと還れ」

特に①と③。

③は人数増えて高齢者がバタバタ増えると、儀式で消しきれない。もし③で「善人は若死にする」を選ぶなら、戒律と秩序の教条の①で信者殺害を選択していること。

【作業と信仰の教条】

①特性「忠実」
②アクション「激励」
③どっちでもいい
④儀式「労役による栄光の儀式」

【戒律と秩序の教条】

①儀式「信者昇天の儀式」
②儀式「決闘の儀式」
③特性「赦免主義者」
④儀式「信仰監視係」

信者殺害を効率よくやれるなら①は信者殺害でもいいんだろうけど、難しそ
②は結婚式よりデメリットがないので、信者決闘のほうが良いそうです。

【財産の教条】

①どっちでもいい
②どっちでもいい。装飾品建てる人は偽りの偶像崇拝
③儀式「巨富の儀式」
④特性「狂信者」

③の巨富の儀式からの買収コンボの方がやりやすそう。

④は毎日説教するのでこっちの方が効率良さそう

【食生活の教条】

①儀式「断食」
②特性「カニバリスト
③儀式「海の恵みの儀式」
④特性「キノコ推進論者」

①は聖戦時に信者放置できるので楽。

②は草食を選びがちだけど、信者昇天させるたびに信者肉が手に入るので、それを食わせたほうが効率的。あと後半になると草食べさせるメリットもなくなる。

③はどちらでもいいように思うけど、序盤で上質な食事を手にしたいなら海の恵みのほうが楽。野菜のみの料理だと病気になったり、下痢したり、清掃用具入れを設置できるのが後半なので、まめな掃除が必要。後半になってきてビートルートやカリフラワーなども栽培できるようになり、信者が自分で収穫までやってくれるようになると、収穫の儀式の方が魚釣りの時間も取られずに便利。でもその段階までいけば食料供給は安定しているだろうし、このゲームは信者の数を増やすのが目的でもないので不要感がある。

④はもう一方がデメ多すぎ。信仰度を最大にできるのは大きい。ときどき信者から要求されるのを無視できるなら、④は禁止論者でいいかも。

まとめ

10~20時間程度でクリアできるので、サクッと異色作を楽しんでみるにはいいと思います。ただ、初見は何も見ずにプレイしたとしても、教条をしくじったなと思ったら、やり直すのが吉です。